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ロシアW杯より藍をこめて

サッカー日本代表・ロシアW杯への道程・藍は日本代表ユニフォームの色をイメージ
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Act.8 【韓国は強かったが、あまりにも情けない内容だった】

●1日本 対 韓国4◯

ラモス瑠偉は得意の精神論を盛んに語っていた。確かに彼の言う通り、選手にはボールに食い付いて行く姿勢が足りないように見えた。何か縮こまっている。献身的なハードワークが日本らしさではなかったのか。見ていてそう言いたくなった。こういう時に鼓舞する長谷部の様な中心選手がいないのは痛いと思った。

しかし、残念ながらそこを差し引いても韓国の方が速いし運動量も豊富だし上手いし、その上、身体もデカかった。今回の韓国は強い。明らかに日本より格上だ。それほどの差を感じる試合だった。少し絶望的な気持ちになったので、途中から自虐的ギャグで韓国を応援したら4点目が入ってしまった。さすがに顔がこわばった。

とにかく速く前に、裏へボールを蹴り出すという単調な攻めの中で、日本らしいパス交換、丁寧なボール回しというキーワードが聞こえたが、パスサッカーを目指していた時でも日本は単調なサッカーになりがちだった。ハリルホジッチ監督が目指している縦に速い戦い方、堅守速攻は格上に対して有効であると思うが、現状の日本は堅守ではないし、プレッシャーが強いわけでもない。その上速攻が得意という程、攻撃のスピードは速くない。引かれて守られると成す術がないし、相手のプレッシャーが強いと受け身一辺倒になる。試合によって出来不出来の差が激しいのはコンディションの問題だろうか。

それにしても、ハリルホジッチ監督は試合後のインタビューで、「韓国の方がレベルが上だとわかっていた」と他人事のように言っていたが、その考えが選手にインプットされ、消極的なサッカーに終始させてしまったのではないだろうか。そう疑わざる負えないほど、あきれたインタビューだった。強いといっても韓国は極東アジアの一国に過ぎないのだ。

彼はブラジル大会でアルジェリア代表をグループリーグ突破に導いたが、その4試合の全てで異なる先発メンバーを組み、最終的には20人のフィールドプレイヤーのうち19人がピッチに立った。相手を徹底的に分析し、ストロングポイントを押さえるやり方でドイツさえ苦しめた。今回も、おそらくグループリーグで対戦する各国に対して膨大な情報を分析し、各々に対抗する「弱者の戦術」を練り、それに合った20人のフィールドプレイヤ―を選ぶのだろう。試合ごとに異なるメンバーだった今回の大会も国内選手を見る為の試合と捉えており、組織の練度を高めるものではなかった。おそらく監督はグループリーグをどう戦うだけで手いっぱいであり、今後の日本サッカーに何かを残す等という事は全く考えていないと思われる。

であるなら、どんなサッカーをやってもキッチリとグループリーグを勝ち抜いて欲しい。グループリーグを突破できなかった時に、「相手が格上なのはわかっていた」などと、自分の無能さをさらけ出すような愚にもつかない事はまさか言わないと思うが、たとえ負けても、もう少し監督としての責任ある言葉が聞きたいものだ。



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