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ロシアW杯より藍をこめて

サッカー日本代表・ロシアW杯への道程・藍は日本代表ユニフォームの色をイメージ
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Act.6 【僕はブラジル代表が嫌いである】

ハッキリ言って僕はサッカーのブラジル代表が嫌いである。

昔、ブラジルではサッカーが下手の人の事を「日本人みたいだ」と揶揄すると言うという話を聞いて以来、嫌いになった。「バカにしやがって」と腹が立った。人間、本当のことを言われると腹が立つものだ。その上、日本代表がブラジルと戦うと決まって惨めな内容になるからだ。

特にネイマールは大嫌いだ。人として未熟なくせに日本戦になるとやたらに点を入れる。未熟は関係ないか。まあとにかく前回のブラジル大会の時、ドイツにボロボロにやられた試合は見ていて気持ちが良かった。どんなスポーツだって謙虚さを忘れると酷い目に合う、などと勝手に思ったものだ。

余談だが、それにしてもリニューアルするたびに日本代表のユニフォームがダサくなるのは何故だろう。青にしても、もっと濃くした方が締りがあるし強く見えるのではないか。仮縫いのような点線も意味不明。小学校の時に家庭科で縫った雑巾を思い出した。

ブラジル戦はただでさえ嫌な予感がするのに、新しいユニフォームのダサいデザインがこの試合の結果を占っているかのようだったが、案の定、どう努力しても越えられない壁みたいなものを見せつけられたような気がした。ブラジルの誰一人をとっても日本選手の、おそらく誰よりもレベルが上だろう。そんな選手が11人集まっているのだから、単純に考えれば勝てるわけがない。ブラジルはサッカーがアイデンティティになっている様な国だ。欧州に良質なサッカー選手を供給している国である。だから強くて当たり前なのだが、「そんなに差を見せつけなくともいいじゃないか」とまた怒りが沸いた。「卓球とか野球とか水泳とか、日本がブラジルより強いスポーツはいくらでもあるんだぞ!」と関係ないことを言いたくなった。ただの負け惜しみだ。サッカーはジャイアントキリングが見られるところが面白い、なんて誰が言ったのだろう。今回はあまり相手を研究せずにノーガードで戦ったのだろうが、それでもここまで差があると、強いチームはやはり強い、と当たり前のことに感心するばかりだ。

ハリルホジッチ監督は強豪と戦うために「奪って縦に速く」を掲げていたが、縦どころか横でも斜めでも、とにかく何をやるにもブラジルの方が圧倒的に速く、日本はありえない偶然が幾重にも重ならないと勝てそうもなかった。奪ってカウンターなど夢の夢だ。スピードが違いすぎる。テクニックが違いすぎる。精度が違いすぎる。何一つ日本が秀でている部分がない。攻撃はともかく、守備も戻りが速いのだから勝負にならない。運動量もブラジルの方があったのではないか。ここまで個人の力量に差があると、もう笑うしかない。特に今回のブラジルは今までのブラジル代表とは異なり、組織を感じる。予選で圧倒的に強かったのもうなずける。ロシア大会のブラジルは今まで以上に優勝候補筆頭だろう。

それでも最初の10分ぐらいは日本も前線からのプレスが効いて、ブラジルにはそれほど好きにやらせていなかった。しかし、それが90分続けられないと判断したのか作戦だったのか、途中でプレスがかからなくなると、まるでゴロフキンが好き放題に相手を殴りまくってKO勝ちをした様な一方的な試合になった。特に前半は。

誰かも書いていたが、こういう試合を見るとキリンカップなど本当にただのイベントに過ぎないのだな、とつくづく思う。ブラジルみたいな強豪とやる事がどれだけ強化になるか。自分たちの足りない部分をどれだけ知らしめてくれるか。格下には格下のやり方があるはずで、それはやはり強豪と試合を重ねないと生まれてこないものなのかもしれない。

後半に入り、選手を試すことに切り替えたブラジル相手に「後半に関しては日本が勝っていた」とハリルホジッチ監督は言っていたけれど、まさか本気ではあるまい。監督もその差に愕然としたに違いないが、ここはポジティブなことを言うべきだ、と考えたのだろう。

W杯まで半年と少しだが、あまりの課題の多さとその間の試合数の少なさに少し絶望的な気分になった。ベルギー戦で一矢報いてもらいたいが、どんな試合になるのだろう。負けてもいいから、少しでも「わくわく感」が欲しいものだ。



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